美肌を保つために、セラミドの効果が注目されています。セラミドの中でも人の肌に元々あるセラミドと同じ構造をもつ「ヒト型セラミド」の保湿力は他の保湿成分の3倍ともいわれていますが、そもそも、セラミドとはどんな成分なのでしょう。
セラミドは、人の皮膚の角質層にある成分で、基底層で生まれた表皮細胞がターンオーバーで押し上げられ、核を失い死んで角質細胞に変わる瞬間に細胞の外に放出される脂質で、角質細胞間脂質と呼ばれる脂質のなかの一つです。
セラミドは、細胞同士をつなぎとめ、水分をサンドイッチ状に挟み込む性質があり、湿度0%でも水分をキープし、肌の水分の80%を維持している成分のようです。肌の保湿力の殆どを担っているともいえるセラミドは、肌のうるおいを保つには欠かせないですね。
■セラミドの種類と効果
人の皮膚の角質層にあるセラミドは11種類あり、そのうち7種類まではその働きが解明されています。
・セラミド1:水分保持機能、外部刺激に対する優れたバリア機能
・セラミド2:高い水分保持機能
・セラミド3:水分保持機能、シワを軽減する機能
・セラミド4:角質の脂質バリア層を作り、保持する機能
・セラミド5:角質の脂質バリア層を作り、保持する機能
・セラミド6:水分保持機能、ターンオーバーの促進、シワを軽減する機能
・セラミド6U:水分保持機能、ターンオーバーの促進、シワを軽減する機能
・セラミド7:細胞の増殖分化をコントロールし、皮膚にある菌のバランスを整える
・セラミド8、セラミド9、セラミド10:不明
この中で、人の肌に一番多く含まれているのは「セラミド2」で、化粧品にもよく使われています。
セラミドの働きからすると、保湿やバリア機能、ターンオーバーの促進、シワの軽減などに効果がある、セラミド1、2、3、6、6Uが含まれた化粧品を選ぶのが良いですね。
「ヒト型セラミド」は、人の肌にあるセラミドを真似て酵母から作ったセラミドで、人の肌にあるセラミドと まったく同じ構造をしており、成分表には、「セラミド2」「セラミド3」など「セラミド+数字」で表示されています。
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